
おはようございます!
去年の末に行きました猪狩の後編です!
上の猪肉は頂いたものです。
大学生スタッフやらと3日続けて美味しく賄いで頂きました!
ご馳走様ですm(_ _)m
山に入って5時間位たったでしょうか。
猟犬達にも疲れが見えます。
勿論、我々も。
しかし、今回はとっておきの山らしいけんすぐに見つかるはずじゃと祈りながら、入って30分。
独特な気配が。
『マスター!おった!!』
『エッヽ(゚ロ゚;)ノどこっすか!?』
に、応答する間もなく、ツトムさんの後ろ姿が消えて行きました。
呆然。
夕方になってたき、このまま迷子じゃとヤバイなぁ。
と、少し不安になりながらとりあえず消えた方へ。
30分位さまよい歩きました。
何処にもいません。
そしたら谷が出てきました。
ここ歩いて行けば、なんとかなるかも!
足はぬかるむは、服は濡れるはで往生してたら『ピーッ!ピーッ!!』笛の音が。
自分も手笛で『ピーッ!ピーッ!!』
だんだんと近くなってきました
『おーいマスター!』
『ツトムさん(^0^;)仕留めたんすね!!』
みな、ずぶ濡れっす。
そして、猪が!
ツトムさんも犬も殺気立ってる。メラメラと熱気が!
因みにですが、ツトムさんは鉄砲は使いません。
そして、いかに手早く上手にストレスかけずに眠らせてあげるか…。詳細は避けますが、善漁。の魚の〆方と同じです。
これらは、味に影響が出ますので1番重要な部分っす。
いや~よかった~無事に猪も獲れて!
よし終わった~^^;と一息つきましたが!
ここからが一番大変でした!
ツトムさんが『ここには来たくなかった』と、言われる理由が、下の写真です。
この崖を猪引きずり上げながら運ばないといけましぇん(-_-;)
しかも、落ちたら死ぬかもしれないような崖っす。
足元は滑るけん四つん這いで這い上がる感じで上がります。
60キロはある猪を10センチずつ引きずりながら。
そして格闘すること2時間。
ようやく車に到着。
辺りは薄暗く肌寒く、そしてヘトヘトっす(^0^;)。
ツトムさんも『何年かぶりにハードやったわ!でも、良い思い出になった。それにマスターがおらんかったら今日は持って帰れなかったかもしれんわ(^^)。』と、付いてきただけの自分を労って下さいました。
延岡市内に到着したときは、夜です。この日はこれで終わり、次の日に捌きます。
腹が減って、たまらんかったので、家に帰る途中ラーメンと炒飯。
家に帰ってからも焼き肉定食。
風呂から上がって刺身丼。
短時間で三食たいらげ、水分も相当量飲みました。
ツトムさんから猟から戻ると体重五キロ位は減ってるよと言われたんですが、かなり食べたので逆に増えました^^;。
次の日、取り分じゃ!
と、店まで持って来てくれました。
『全部買います!』と、言うたんですが、『俺たちのルールじゃ!
マスターも1人前貰ってくれんと困る!』と…。
今回は大変貴重な体験をさせて頂きました。
善漁。は宮崎の自然と、色々な人々に活かされてると深く思いました。
本当に有り難いです。
今年に入ってからはあまり獲れてないようですが。
『マスターには俺が獲った猪肉を使ってもらいたい!』と、おっしゃって下さいます。
自分の仕事に誇りをもっちょる。
素敵じゃなぁ~(○´∀`○)
次回、同伴出来るときはスパイク履いて、犬より先に猪みつけます! . www.192-168.top .